ヴァイオレットエヴァーガーデンの聖地巡礼!
2020年公開の劇場版が話題の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
ハイクオリティで有名な京都アニメーションの作品の中でも、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは特に高く支持される作品ですが、その舞台となった場所オランダのライデンについて皆さんはご存知ですか?
実はアニメに登場するライデンと実際のライデンは違う世界として描かれているようです。しかも、舞台のモデルとして京都が選ばれているとの話も?ここでは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地にまつわる情報をまとめました!
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンのあらすじ
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地!オランダのライデンのみどころは?
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報@オランダのライデンはアニメとは違う?
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報Aオランダのライデンはどんなところ?
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報B聖ペトロ教会
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報C画家・レンブラントの生家
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報Dライデンの夕日
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地は京都にもある?
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報E京都府京都文化博物館
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報F京都ではタイプライターも見られる!
- 最後にヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼まとめ
- ヴァイオレット・エヴァーガーデンを文庫で!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのあらすじ
京都アニメーションが手掛けるアニメーション作品『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
この物語の主人公は、幼いころから軍人として育てられてきた少女ヴァイオレットです。彼女は大切な存在だった上官を戦争で亡くし、両手を砲弾によって失って義手になってしまいます。
戦争が終わり、軍人としての役割を終えたヴァイオレットは、オランダのライデンへ渡ります。新しい街で、彼女は手紙の代筆屋である「自動手記人形」という仕事に出会います。
闘うこと以外知らなかったヴァイオレットは、人の想いを手紙に綴って伝える仕事を通して、人の心や優しさ、絆を学んでいきます。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの魅力といえば、なんと言ってもその映像美。胸を打つ物語はもちろん、どのシーンを切り取っても映画のように美しい繊細な描写には、ため息が止まりません。
美しい物語を彩る舞台背景は実際の街並みのようにリアルでありながら幻想的で、実在する場所なら一度行ってみたいと思うほど。
アニメのメインの舞台となるオランダのライデンという都市は、実際にオランダにある都市です。ですが、アニメの中で描かれるライデンと現代の実際のライデンは様子が違うようですよ。そのあたりも楽しみながら、聖地巡礼を満喫してください。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地!オランダのライデンのみどころは?
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の聖地巡礼をするなら外せないのが、オランダのライデン。
「一度は行ってみたい!」と思っているファンの方は少なくないかと思いますが、実は、実在のライデンとアニメで描かれるライデンには大きな違いがあるともいわれています。
しかし、それでも行ってみたいと思わせるほど、ライデンは素晴らしい街なのです。早速、そのみどころご紹介します。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報@オランダのライデンはアニメとは違う?
戦争しか知らずに生きてきた少女ヴァイオレットが、人々との心の交流を通して人の心を知っていくというヴァイオレット・エヴァーガーデンの物語を彩る舞台となっているのがオランダのライデン。
中世ヨーロッパ風の美しい街並みはお伽話のようでありながらとてもリアルで、思わず行ってみたくなってしまいます。
ですが、実はヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地であるオランダのライデンは、実在のオランダの都市ライデンをモデルにして描かれたわけではないようです。
実在のライデンにある場所と重なるカットはアニメ本編にはありませんし、どうやら特定の国や都市をモデルにしているわけではなく、完全に架空の都市として描かれているようです。
ですが、実際のライデンも情緒ある古き良き時代のヨーロッパの気配を残した素敵な街。アニメ同様に幻想的な雰囲気は楽しめるので、ヴァイオレットが歩いた街並みだと思って一度訪れてみるのもいいかもしれませんね!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報Aオランダのライデンはどんなところ?
オランダの南ホランド州にあるライデンは、とてもコンパクトな可愛らしい街。歴史は古く、日本が鎖国をしていた時代から長崎の出島と交流がありました。
街には大きな運河が流れ、その傍らには古い時代のヨーロッパを感じられる歴史ある建物が立ち並んでいます。
オランダらしい風車も立ち並び、郊外には日本との交流が感じられる「出島通り」と名付けられたストリートがあるなど、日本とのゆかりも感じられる街です。
日本からは、成田空港から飛行機で約12時間。アムステルダムへ渡り、そこから電車で40分ほどで到着します。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報B聖ペトロ教会
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の世界観を感じられる中性ヨーロッパの建造物なら、聖ペトロ教会は外せません!
聖ペトロ教会は、1390年より180年もかけて建設された、ゴシック様式の教会。情緒あるライデンの路地の先に佇むその外観は、どこか退廃的な隠れ家的な雰囲気があってとても素敵です。
15世紀から地元の人々の心のよりどころになっている聖ペトロ教会は、ライデンの時代の目まぐるしい変化を見届けてきましたが、最近は地元でのパーティや結婚式など、イベントでの利用もされているようです。
その佇まいは厳かで、ヴァイオレットが生き抜いた激動の時代に想いを馳せるきっかけになるかもしれません。
■聖ペトロ教会アクセス情報
住所:Kloksteeg 16 | Through the Pieterskerkcafe, 2311 SP, Leiden, The Netherlands
アクセス:ライデン中央駅より徒歩15分
地図
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報C画家・レンブラントの生家
オランダといえば、『夜警』などの作品で有名な偉大な画家レンブラントの出身地でもあります。ライデンで有名な観光地のひとつが、レンブラントの生家です。
レンブラントの生家は、現在ではレンブラントにまつわるものやレンブラントの作品を展示するミュージアムとして一般公開されています。17世紀当時に、存命だったレンブラントが使ったアトリエや居室などを再現した場所もあり、レンブラントが生きた時代の雰囲気が感じられます。
ミュージアムには、260点余りのレンブラント直筆のエッチングがコレクションされています。日本ではめったに見られない貴重な直筆の作品は、絵画好きの方も必見のものばかり!
しかも、レンブラントのアトリエからはアムステルダムの港を見渡すことができます。美しい港の風景は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のアニメ本編で描かれる港町ライデンの雰囲気にも近く、完璧に同じではないもののアニメの世界に迷い込んだような不思議な気分になれること間違いなしです!
■レンブラント生家アクセス情報
住所:Jodenbreestraat 4, 1011 NK Amsterdam, The Netherlands
アクセス:アムステルダム中央駅より徒歩15分
地図
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報Dライデンの夕日
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のアニメは、基本的に1話完結になっています。どれも胸に迫る物語が魅力的なエピソードばかりですが、ファンの間でも特に人気が高いのが第3話。そのポイントとなるのが、「ライデンの夕日」です。
超絶クオリティの風景描写による、夕日に照らされたライデンの街並みは、ファンなら一度は本物を見てみたい!と思ってしまうほど。
本物のライデンを観光する場合も、夕暮れ時を狙って観光するのがおすすめ。歴史を感じる街並みがライデンの夕日に染まりゆく景色は幻想的で、振り返ればそこにヴァイオレットがいるかも?なんて思ってしまうかもしれませんね。
実際のライデンはアニメの中に登場するライデンと決してそっくりというわけではありませんが、歴史を感じる街並みはヴァイオレットが生きた時代を感じられる素敵な風景です!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地は京都にもある?
あくまでも架空の世界であり、具体的なモデルとなった場所があるわけではない『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の世界。オランダのライデンの他には聖地といえる場所はないように思えますが、実はアニメ本編でもキーポイントとなる「C.H郵便社」のモデルが、日本国内にあるのだとか!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報E京都府京都文化博物館
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で、ヴァイオレットたちが働いている場所である「C.H郵便社」のモデルでは?といわれているのが、日本国内にある京都府京都文化博物館です。
京都の文化と歴史を紹介する施設である京都府京都文化博物館は、レンガ造りの外観が特徴的な重厚な建物です。レンガ造りの壁はもちろん、窓や入口、屋根などのディテールも見れば見るほどそっくり!
完全に同じ造りというわけではありませんが、これは確かにモデルになったのでは…と思える建物なのです。地元・京都に密着した作品も多く生み出している京都アニメーションらしいチョイスですね!
歴史ある建物の中にいるだけで、アニメの世界観に入り込んでしまったような気持ちになれること間違いなしですよ!
■京都府京都文化博物館アクセス情報
住所:〒604-8183 京都市中京区三条高倉
アクセス: JR京都駅から地下鉄に乗り換え、地下鉄烏丸御池駅から東へ徒歩3分
地図
※京都府京都文化博物館に入館する際には、入場料が必要です。一般1人500円、大学生は400円、高校生以下は無料です。京都府京都文化博物館には別館もあり、そちらは入場無料になっています。京都府京都文化博物館は、あくまでも京都の歴史と文化を学ぶための文化施設。思わず写真をたくさん撮りたくなってしまうかもしれませんが、他のお客様の迷惑にならないように観光するようにしましょう!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地情報F京都ではタイプライターも見られる!
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の世界で大きな役割を持つアイテムに、タイプライターがあります。ヴァイオレットのような自動手記人形は、タイプライターを使って依頼人の想いを手紙にしたためます。
そんな、ヴァイオレットたちが使う仕事道具のタイプライターが京アニ&Do!ショップに展示されていたとの情報もあります。このタイプライターは、ヴァイオレットのタイプライターのモデルになったものだそう。本物のヴァイオレットのタイプライターが見られるのは、京都だけです。
■京アニ&Do!ショップ情報
住所:〒611-0002 京都府宇治市木幡東中13
地図
最後にヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼まとめ
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の聖地をまとめてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ヴァイオレット・エヴァーガーデンはオリジナリティあふれる独自の世界観で描かれているため具体的な聖地は見つけにくいですが、ゆかりのある場所はどれもヴァイオレットの生きた世界を感じられる素敵な場所ばかりです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンを文庫で!
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が文庫でも読むことができます。アニメからファンになった、アニメを観て聖地に訪れた、より一層、ヴァイオレットエヴァーガーデンの世界に浸るなら文庫がオススメ!
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