アニメたまゆらの聖地巡礼!
アニメ『たまゆら』は、これまでにいろいろなシリーズやOVAが作られてきた人気の作品です。写真が大好きな女子高生・沢渡楓(ぽって)を取り巻く人々のハートウォーミングな日常が描かれた物語が大人気となりました。
今回はそんな、たまゆらの聖地をまとめてご紹介します。よく知られている広島県の竹原市以外の聖地もご紹介しますので、聖地巡礼を楽しんでくださいね。
- たまゆらのあらすじ
- たまゆらの聖地巡礼!竹原市周辺の聖地7選
- たまゆらの聖地巡礼@竹原駅の「おかえりなさい」
- たまゆらの聖地巡礼Aぽってたちが「私たち展」を開いた旧笠井邸
- たまゆらの聖地巡礼Bキービジュアルなどでもおなじみの西方寺・普明閣
- たまゆらの聖地巡礼C「ほぼろ」のモデルになったお好み焼き屋「ほり川」
- たまゆらの聖地巡礼D茶房ゆかり
- たまゆらの聖地巡礼E麻音が朗読劇を行った乙女座
- たまゆらの聖地巡礼F「たまゆら〜hitotose〜」8話に登場した呉駅前
- たまゆらの聖地巡礼!隠れた聖地・横須賀編
- たまゆらの聖地巡礼G横須賀市立図書館
- たまゆらの聖地巡礼H緒明山(おあきやま)公園
- たまゆらの聖地巡礼Iはまゆう公園〜ぽってが撮った1枚目の写真
- 最後に
たまゆらのあらすじ
『たまゆら』は、写真が大好きな高校1年生の沢渡楓を中心として、彼女の友達の女子高生や様々な人たちの心の交流を描いた青春物語です。
「ぽって」というあだ名で呼ばれる楓はちょっと引っ込み思案な女子高生。写真が大好きで、亡くなった父親の形見であるカメラを携えて高校進学を期に、横須賀から父親の故郷である竹原市に引っ越してきます。
楓も幼少期を過ごした竹原市で、小さい頃の友達だった塙かおると再会し、のりえや麻音といった同級生と仲良くなります。
横須賀で仲の良かったちひろとも再会したり、憧れの写真家と出会ったりといった出来事を通して成長していく楓の様子と、彼女が撮る写真が彼女の周囲の人々を幸せな気持ちにしていく様子が、見る人の心も癒してくれると人気の作品です。
2010年のOVA発売以来、テレビ放送シリーズはこれまでに2シリーズ放送され、2015年には劇場版も放映されました。たまゆらシリーズの魅力のひとつに、美しい風景描写があります。
これまでに、世界中のアニメファンからの投票によって選出される「訪れてみたい日本のアニメ聖地」に、たまゆらの舞台である竹原市が2回も選出されているほどです。
たまゆらのアニメーションの世界では、ぽって(楓)たちが青春を過ごす竹原市の古い街並みや瀬戸内海の美しい風景が忠実に再現されていて、そのノスタルジックさに魅了される人たちは後を絶ちません。
たまゆらの聖地巡礼!竹原市周辺の聖地7選
『たまゆら』の聖地巡礼で欠かせないのはやっぱり竹原市!たまゆらファンなら、ぽってたちが青春を過ごしたあの昔懐かしい景色の中に一度は入り込んでみたいはずですよね。
まずは竹原市を中心に、広島県にあるたまゆらの聖地巡礼をするなら必ず行っておきたい巡礼スポットを7ヶ所選りすぐりました。たまゆら聖地巡礼の際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
たまゆらの聖地巡礼@竹原駅の「おかえりなさい」
『たまゆら』でぽってが初めて竹原駅に降り立つシーン。このシーンで印象的なのは、足元に書かれた「おかえりなさい」の文字ですよね。
アニメではとても印象的に描かれていますが、こちらも実在する場所です。実際、JR竹原駅の改札を出ると、足元に「おかえりなさい」と書かれています。思わずほっこりした気持ちになるこの「おかえりなさい」は、旅行者でも家族のようにお出迎えするという気持ちが込められているのだそうです。
初めて来た人でも懐かしさを覚える街並みが特徴の竹原市らしい、思わず頬がほころんでしまうスポットです。
たまゆらのぽって気分で「おかえりなさい」をたっぷりと味わったら、そのまま外へ出ましょう。竹原駅を出ると「たけはら観光案内所」が見えます。
地元を上げてたまゆらを推している竹原市らしく、たけはら観光案内所には、大きなたまゆらアニメパネルなどが飾られていることが多いので、竹原市を訪れたならぜひたけはら観光案内所にも立ち寄っていきましょう!
■竹原駅の「おかえりなさい」アクセス情報
住所:〒725-0026 広島県竹原市中央1丁目1
アクセス:JR竹原駅改札を出てすぐ
地図
たまゆらの聖地巡礼Aぽってたちが「私たち展」を開いた旧笠井邸
『たまゆら』で、かおるの提案によりぽってたちが「私たち展」と称する展示会を開催したのが、竹原町並み保存地区といわれる地域にある旧笠井邸です。
古き良き時代の竹原市を感じられるその佇まいは純和風の木造家屋。都会に住んでいると目にすることがあまりない木造家屋。
建物の雰囲気を感じているだけで豊かな気分になれますし、実際にギャラリーとしての利用もされていますので、アニメの中に入り込んだような気分も味わえます。
アニメ本編では内装の様子も詳細に再現されているので、写真に撮って見比べてみるのも面白いかもしれません。写真を撮る時にはスタッフの方に確認を必ず取ってくださいね。
■旧笠井邸アクセス情報
住所:〒725-0022 広島県竹原市本町1丁目9-11
アクセス:JR竹原駅から徒歩15分
地図
たまゆらの聖地巡礼Bキービジュアルなどでもおなじみの西方寺・普明閣
『たまゆら』のアニメやOVAでもおなじみなのが、竹原町並み保存地区にある西方寺の前の階段。
竹原の街を一望できる、眺めの良い人気の観光スポットです。町並み保存地区特有の瓦屋根が波のように並ぶ眺めは圧巻です。ぽってたちが立っている場所と同じアングルを探して、友達何人かと一緒に立って写真を撮ってみるのも楽しいはず!
さらに、西方寺の境内には普明閣と呼ばれている建物があります。普明閣も、たまゆらによく登場する建物なので、西方寺に足を運んだら絶対行っておきたい聖地といえるでしょう。
緑の谷間からせり出した舞台が印象的な普明閣。階段よりもさらに高い場所から竹原市の美しい景色を眺めることができます。
■西方寺・普明閣アクセス情報
住所:〒725-0022 広島県竹原市本町3-10-44
アクセス:JR竹原駅から徒歩15分
※普明閣の舞台には工事などで入場できない場合があるので、事前に電話などで確認しておくのがおすすめです。(竹原市産業振興会TEL:0846-22-7745)
地図
たまゆらの聖地巡礼C「ほぼろ」のモデルになったお好み焼き屋「ほり川」
ぽってたちが訪れるお好み焼き屋「ほぼろ」のモデルになったとされている、実在するお好み焼き屋さん。それが、竹原町並み保存地区に構える「ほり川」です。
ほり川は、もともとは100年近い歴史のある老舗醤油醸造元だったお店ですが、歴史ある醤油蔵を改装してお好み焼き屋さんを始めたのだそう。外観もそっくりで、一歩足を踏み入れればそこは『たまゆら』の世界です。
歴史ある建物の中は高い天井に太い梁があって、店内の雰囲気はまさにたまゆらの日常そのもの!
そんな雰囲気抜群の店内でいただくオリジナルソースと酒粕を使ったふんわり香ばしいお好み焼きは絶品です。メニューには、たまゆら劇中に登場する「ほぼろ焼き」があったり、コラボメニューなども提供されることもあるので、お好み焼きほり川は、ファンなら一度は行きたい鉄板の聖地です!
■お好み焼きほり川アクセス情報
住所:〒725-0022 広島県竹原市本町3-8-21
公式サイト:http://www.horikawa-1919.co.jp/
地図
たまゆらの聖地巡礼D茶房ゆかり
「ほぼろ」に並んでアニメ本編によく登場するのが、ぽっての実家である「cafeたまゆら」。実は、ここにも実在するモデルがあるんです!
「cafeたまゆら」のモデルになったのは、町並み保存地区に構える「茶房ゆかり」。納屋を改装して作られたお店はまるで時代劇みたいに雰囲気抜群で、そこで頂くお抹茶とお茶菓子も絶品です。
なによりお店全体に流れるのんびりとした空気が、『たまゆら』の世界そのものです。
さらに、全国からたまゆらファンが集まってくるので、ファン同士の交流の場にもなっているんです。隣の席の『たまゆら』ファン仲間に話しかけてみるのも良いですね!
■茶房ゆかりアクセス情報
住所:広島県竹原市本町3-7-20
アクセス:JR竹原駅から徒歩13分
地図
たまゆらの聖地巡礼E麻音が朗読劇を行った乙女座
旧笠井邸で開催した「私たち展」の予行演習として、麻音が朗読劇を行ったのが乙女座という劇場です。
昭和12年に建てられた乙女座は時代を感じる小さな劇場。中は畳敷きで、桟敷席と花道が設けてあります。『たまゆら』アニメシーンに出てくる劇場と細部までそっくりなので、見比べてみるのも楽しいですね!
大衆演劇やお能などが上演されていた時代もあり、戦後には映画館としても活躍していた乙女座。現在でもイベントなどがよく開催されているので、上演スケジュールをチェックして催し物を実際に体験してみるのもおすすめです。
■乙女座アクセス情報
住所:〒734-0302 広島県呉市豊町御手洗248
アクセス:呉駅からバスで90分
地図
たまゆらの聖地巡礼F「たまゆら〜hitotose〜」8話に登場した呉駅前
地上波アニメとしては初めて放映された、「たまゆら〜hitotose〜」。その第8話に登場したのが、広島でも有名な観光地が多くある呉駅前です。
広島の入り口のひとつである呉駅は、地元の人たちにも親しまれる憩いの空間。駅前にある金色のスクリューのオブジェが印象的です。
8話では呉駅前の風景がとてもリアルに再現されています。よくよく見比べてみると、看板の「もみじ」→「かえで」になっていたりと、少しずつ変わっているのが面白いですね!
たまゆらの聖地巡礼!隠れた聖地・横須賀編
『たまゆら』の聖地といえば、竹原市や呉市など広島を思いうかべる方が多いはず。ですが実は、神奈川県の横須賀も聖地のひとつなんです!主人公「ぽって」が暮らした横須賀の聖地を巡礼してみましょう!
たまゆらの聖地巡礼G横須賀市立図書館
『たまゆら』で、ぽってが中学生の頃まで過ごした横須賀。聖地としてまず行ってみたいのが横須賀市立図書館です。
緑豊かな空間にひっそりとたたずむ図書館は、ぽっての青春を彩った景色そのものです。
おすすめなのは、京急横須賀中央駅西口から三崎街道を上って図書館へ向かうルート。情感豊かな坂道を振り返ると、第1期第1話の印象的な「中学三年の初夏…」のカットの背景になった景色がそのまま目の前に広がります!
■横須賀市立図書館アクセス情報
住所:〒238-0017 神奈川県横須賀市上町1-61
公式サイト:https://www.yokosuka-lib.jp/
地図
たまゆらの聖地巡礼H緒明山(おあきやま)公園
『たまゆら』第1期第1話に登場する図書館の目の前にあるのが、緒明山(おあきやま)公園です。こちらも立派なたまゆらの聖地です。
公園内にはアニメ本編にも登場したモニュメントがあり、ぽってとちひろが座ったベンチもアニメそのままの姿であります。
ベンチの正面には、ちひろがぽってに手作りのカメラケースとアルバムをプレゼントした滑り台が。おすすめのロケーションはやっぱり夕暮れ時。夕日に照らされる滑り台を眺めながら、ちひろとぽっての想い出のシーンに想いを馳せてみませんか?
■緒明山(おあきやま)公園アクセス情報
住所:神奈川県横須賀市上町1丁目
アクセス:京急横須賀中央駅から徒歩8分
地図
たまゆらの聖地巡礼Iはまゆう公園〜ぽってが撮った1枚目の写真
ぽってがカメラを再び始めた時、最初に取った1枚目の写真に写っているのがはまゆう公園の階段。サッカー少年の壁画のある入り口が印象的ですが、それとは別の入り口から入ると階段が。
そこが、ぽってがお父さんのカメラでちひろを撮った場所になっています。
アニメ本編でも特に印象深い、胸に迫るシーンの背景なので、横須賀に行ったらぜひ行ってみたいものですね!
■はまゆう公園アクセス情報
住所:〒238-0051神奈川県横須賀市不入斗町4丁目25
アクセス:京急横須賀中央駅から徒歩15分
地図
最後に
今回は『たまゆら』の聖地巡礼情報をご紹介しました。いかがでしたか?
リアルで情感豊かな風景描写が印象的なたまゆらの世界を全身で感じられる聖地に、一度足を伸ばしてみませんか?